東京・横浜のリノベーションならエココ コラム マンションのリノベーションプランをスケルトンから考える

リノベーションコラム

公開日:2018.06.11

マンションのリノベーションプランをスケルトンから考える

マンションのリノベーションプランをスケルトンから考える

あらかじめあった間取りをすべて取り払い、スケルトン状態にしてから、また新たに間取りを設計を始めていくエココのリノベーション。どのお客さまも初めての方がほとんどですよね。自由にプランや設計を行えることがメリットなのですが、実際どこから取り掛かればいいのかお悩みになる方も多いはず。 ご家族にとって必要な事は何か、大切な事は何かを整理しながら考えれば、デザインも好み通りの、機能的な住まいを作り上げることができます。 今回は、プランの決め方や、コストの使い方、そして実際にサンリフォームでリノベーションをされたお客さまがどのようにプランを組み立てていったのかをお伝えしたいと思います。
目次

プラン作りは、理想のイメージをカタチにしていく楽しい作業

リノベーションを決めた時から、どのようなデザインにしようか、こんな家に住みたいななど、たくさんの写真や事例を見ながら完成後を想像されている方も多いかと思います。 プランニングは、お客さまの頭の中にあるものを図面に起こすための作業となります。 満足のいくリノベーションのプランニングで大切なことは、優先順位をつけることです。限られた予算の中で、どこを重点的に作りこむのか、譲れないものは何かをクリアにします。予算が厳しいときに全体の色を薄めるよりも、こだわりに応じてコストのかけ方に濃淡をつける方が、ずっと満足度の高いお部屋になります。 現時点では施工できなくても、予算が出来てから改めてリフォームすることもできます。その場合は、リノベーション段階で下地を作っておくことで、後の工事予算を大幅に削減できることもありますので、初めに相談しておく方がお得です。 一度に作り変えなくても、時間をかけて理想のお部屋を作っていく方法もあるのです。

実際の部屋の広さの感覚を身につけましょう

「3LDK」といっても8畳×1+6畳×2の12畳のLDKプランと、4.5畳×3+3畳WIC(ウォークインクロゼット)の15.5畳のLDKプランでは広さの感じ方が違います。どのスペースにどのくらいの広さが必要かを知るために、現在お住いのお部屋と比べて「あと20cm広いといいな」「今より50cmくらい狭い部屋でも大丈夫」など体感的に広さを把握しておくと設計図を見た時に実際の住んだ時の感覚がつかみやすくなります。

誰が使うか、どのように使うか、使う頻度・時間を考える

→この事例の写真をもっと見る 日常的にあまり使用をしない部屋に広さを持たせるよりも、長い時間いるスペースを広くし、充実させる方が快適に過ごすことが出来ます。どの部屋をどのように使うのかを具体的に考えることで、広さや配置、収納、コンセントなど必要なものが明確になり、それを設計図に反映することが出来ます。 1部屋を作るときに考えたいことは

誰が使うのか

自分ひとりで、〇〇歳の子供、夫婦、客室

どのように使うのか

子供部屋、プライベートルーム、書斎、寝室(入るベッドのサイズ)、収納する物、作業スペース

使う頻度・時間

毎日、時々、日中、就寝時 上記のことを踏まえて、その部屋に設置したいもの、収納が必要かを考えることで最低限の部屋の広さを割り出すことが出来ます。

趣味やこだわりから考える

自転車やアウトドアのご趣味をお持ちの方には、土間や土足区間 。ベランダでのガーデニングを楽しみたい方には、インナーテラスや水栓の設置。 お友達やご家族など来客が多めでホームパーティー好きな方には、ダイニングまわりにゆとりを持たせる。 靴を多く持っている、スポーツ好き、外遊び好きなお子様がいらっしゃるご家庭にはシューズクロークや土間の収納スペース。 など、趣味や好きなことにじっくりと向き合えるようなご提案をさせていただくこともできます。 ご要望の出し方は「パントリーが欲しい」と具体的に伝えていただいても構いませんし、「○○ができるようなスペースを提案してほしい」でも大丈夫です。 その場合にも、そのスペースにどのようなものを置きたいかを話し合いながら広さを決めていきます。

現状への不満から考える

購入された中古マンションのリノベーションをお考えの方も、今住んでいるご自宅のリノベーションをお考えの方も、現状の住まいに100%満足している、ということはないかと思います。 例えば、収納量の不足や、お手入れのしにくさに不満を感じていらしゃるお客様が多いです。 や現状の住まいの中で感じる、間取りや使い勝手に対する不満やストレスポイントをデザイナーに詳しく伝えることで、より具体的な解決策をプランに盛り込んでくれるはずです。

まとめ

間取りの変更や、内装すべて自由に決めることができるリノベーションは、自由度が高く、やりたいことや好きなイメージが明確な方にとっては、夢が膨らむ一大イベントですね。そうでない方には、間取り、設備、電気回線、内装などなど、どこから始めていいかわからず、悩みの種になってしまうこともありますよね。 でも、まずは、住む人数、お部屋を使う頻度、置きたいものなどから少しづつ暮らしをイメージして進めていくのもいいかと思います。1つ決まればこれも、これもといろいろとアイディアが浮かんでくることが多いですよ。 マンションの規約や立地環境、そしてご家族の現状やお悩み、好きなものやすきなこと。今までそれらが同じであったことは1度もありません。じっくりお話をさせていただくことで、それぞれのご家族に最適な住まいをご提案させていただきます。 趣味や好きな過ごし方など、そんな話をするつもりでお気軽にプラン相談にいらしてくださいね。
この記事を書いた人
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エココ 遠藤
リノベーションデザイナー
"たくさんお話をすることで、本当に作りたい住まいが見えてくる"をモットーに多数のリノベーションを手掛けてきました。
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