東京・横浜のリノベーションならエココ コラム ママ応援リノベーション間取りと設備(玄関まわり編)

リノベーションコラム

ママ応援リノベーション間取りと設備(玄関まわり編)

ママ応援リノベーション間取りと設備(玄関まわり編)

玄関が狭くて、「外出時には毎度のようにバタバタしてしまう…!」というママ達も多いのではないでしょうか?それに、外から帰ってきた子供の荷物が散乱していると、ママの家事の負担も増えてしまいますよね。 そんな子育て世帯におすすめなのが玄関まわりのリノベーション。広々とキレイになるだけでなく、家事も楽になってママ達も大喜びでかなり注目されています。
目次

お出かけ収納(土間収納)

昭和の頃の住宅で作業場所として設けることが多かった土間は、「懐かしいような」「古いような」言葉のイメージを持つかもしれませんね。 そんな「土間」は、かつてのイメージを一新して、違った意味合いで注目度が高まってきています。靴のまま動けるスペースとして土間収納を作るリノベーションは、子育て世帯にも人気なんですよ。 そのメリットとは…?

ベビーカーが置ける

小さい子どもを育てていると、外出用のグッズが増えますよね。特に、小さいお子さんの外出時に欠かせないベビーカーは、狭い玄関では置きにくいもの。室内に置くとなると、車輪部分をいちいち拭き取らなければならないのも面倒と感じるのではないでしょうか。 でも、土間収納があればベビーカーのまま玄関に入り、お出かけグッズと一緒にまとめて保管しておくだけでOK。外出&帰宅時の手間が減ります。また、赤ちゃんを乗せたり下したりするのも広い土間があれば安全なのが嬉しいポイントですね。

子どもの整理整頓を習慣づけることも可能

一般的な玄関にある靴棚と言えば、扉付のタイプ。靴の出し入れには、いちいち扉を開け閉めするのは、少し面倒なものですよね。学校から帰ってきた子供達が、靴棚に収納するのを面倒くさがって、脱いだまま放置している…なんてこともあるのではないでしょうか。それに、家族が多いと全ての靴が収納できずに、散らかっていることもあるでしょう。 そんな問題を解決してくれるのも土間収納。敢えて扉をつけずに、何段もの棚を作り付けます。靴が多くても、たくさん収納できるのがポイントです。 それに、扉がないので「キレイに並べよう」という気持ちが沸いてくるでしょう。子供でも手の届く下の段を子供達用の靴置き場にすれば、「帰宅後に自分で棚に置く」と習慣づけることも可能。整理整頓が楽しくなり、子どもの自立にも繋がっていく嬉しいメリットがあります。

ボールやラケットなど子供のオモチャの置き場所になる

子供たちが外で使った泥のついたボールやラケット。遊び終わって部屋の収納場所に置くには、泥や汚れを拭いたりと手間がかかりますよね。 土間収納があれば、子供たちが外で遊び終わったグッズをそのままたくさん置くことができます。遊びから帰宅後、靴のままで土間収納の定位置にオモチャを置く、そんな習慣が身に付けばママ達のお片付けの負担もかなり減りそうです。 それに、三輪車や自転車を置けるのも魅力。外で雨にさらされ錆びるのを防いでくれますよ。

人感センサー付き照明

人の気配をセンサーで察知してオンオフが自動でできる「人感センサー付き照明」が玄関にあればかなり便利です。

人に反応して明かりがつく

暗くなってから帰宅したときに困るのが、「暗過ぎで玄関の照明スイッチが見えない」ということ。周辺全体も暗ければ、荷物を持っていたり、子供と一緒だったりすると転倒する危険もあるでしょう。だからと言って明るいうちから照明をつけて外出する訳にはいきませんよね。そんなときに大活躍するのが「人感センサー照明 。 帰宅した瞬間に人間をセンサーで察知して、暗闇だった玄関まわりが「パッ」と明るくなって安全です。荷物を抱えたまま手探りでスイッチを押さなくてもいいですし、子供が転んでケガをするリスクも減らしてくれるので、子育て中のママ達の心強い味方となりそうですね。 専用ポーチやバルコニーなど、共有空間の専用使用権部分への照明の設置は、管理組合の許可が必要な場合がありますので、管理人さんに確認して行うことをおすすめします。

消し忘れがなくて経済的

門灯や廊下・玄関の電気を朝までつけてしまった…と、忙しい家事に追われていると電気の消し忘れも多々あるでしょう。それに、明るくなった後には「照明がついたまま」に気づかなくて外出してしまうかもしれません。必要のない時間帯にまで照明をつけたままというのは、もったいないものですよね。人感センサー付きの照明にすれば、そんな消し忘れも気にしなくてOKです。

バリエーションが豊富

玄関の屋外や屋内とどちらにも設置することができます。電源を使って設置するコンセントタイプ、太陽光で充電ができるソーラータイプ、電池の入れ替えで対応できる電池タイプなど、ラインナップがたくさんあります。玄関の設置する場所に合わせて、どんなタイプを選ぶかを決めるといいでしょう。

土間は広めにとりましょう

最近は、かつての土間の解釈とは違っています。家の外と家のなかを繋ぐ部屋のような感覚と考えてもいいでしょう。狭い玄関の場合、「靴を履く・脱ぐ」「靴置き場」という限られた使い道しかできませんが、土間を広めにとることで多目的な使い方ができます。

クローゼットのような使い方

玄関と言えば、収納するのは「靴」が主なイメージ。でも、土間を広く取れば、帽子やバッグ、上着などを並べておくウォークインクローゼットのスペースにすることもできます。キャンプ道具やスポーツグッズなど、外で使う趣味やクラブ活動のグッズの収納スペースにもピッタリの場所です。あるいは、頭から足元まで全体を映せる大きな鏡を置いておけば、まるで洋服屋さんの試着室のような使い方ができます。靴のままでコーディネート確認ができるので、オシャレがさらに楽しくなりそうですね。

観葉植物を置いて「庭」のようにもできる

濡れてもOKの土間部分なら、鉢植えの植物も置くことができます。モルタルや土足対応のタイルを貼った土間なら、毎日の水やりも気にせずにできそうですね。広めの土間に観葉植物を並べて置けば、まるで庭のような雰囲気も満載でお出かけや帰宅の際に癒されることでしょう。

作業場にもできる

DIYが好きな人なら、作業スペースにすることもできます。外で作業をしていて困るのは、突然の雨に慌てて作業を中断すること。広めの土間で作業すれば、天候に左右されずにじっくりとDIYが楽しめそうですね。また、自転車のパンク修理や趣味のアウトドアグッズのお手入れ場所としても、かなり重宝できるでしょう。 子供の自由研究や工作などの場所としても活躍しそうです。居間や子供部屋で作業をしていると、広げたまま翌日に作業を持ち越すことが難しいかもしれません。でも、土間が作業スペースになっていれば、完成するまで広げたままでも邪魔にならないのが嬉しいポイントですね。

まとめ

家のなかでありながら、靴のままで使える「土間」。部屋のように広めにリノベーションすることで、さまざまな使い道が期待できます。 子供用のベビーカーや自転車、オモチャなども外からそのまま収納することができて、子育てママ達にも好評です。お出かけ前のファッションチェックやDIYの作業場にすることもでき、ライフスタイルに合わせて使い道を考えるのも楽しいものです。 大人から子供まですべての世代の人をワクワクした気分にしてくれる特別な空間…。広い土間へのリノベーションは、そんな魅力が詰まっているのかもしれませんね。
この記事を書いた人
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エココ 遠藤
リノベーションデザイナー
"たくさんお話をすることで、本当に作りたい住まいが見えてくる"をモットーに多数のリノベーションを手掛けてきました。
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